【浜の思い出、教えてください!】

みなさんこんにちは。ふたさぽ芳門です。

もう10月…今年もあと3か月をきりました。
そのことに気づいて驚いた10月1日(日)、若者グループ「ぐるぐるユニット」として、東京で開催された「避難者と支援者による第3回ふれあいフェスティバル」に参加してきました。

今年の双葉町ダルマ市でもよっちゃんスルメを販売し、双葉町のみなさんにお会いしたぐるぐるユニットですが、現在作成中なのがこちら↓

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その名も「おらだちの浜っぷ」です。

浪江町、双葉町、大熊町、富岡町の4町を、町民みなさんの思い出とイラストでいっぱいにしよう!と始まった地図づくり。
イラストを描いてくれるのは、大熊町・双葉町出身のイラストレーターさん2人。

そして、そこに思い出を加えてくれるのは、会場に来てくれたみなさん!

「おらいのうちはこのへんだ!」
「海でアイナメを釣った」
「幼稚園で花笠音頭を踊った」など

その方が小さいときのことや、子育てをしていたときのこと、仕事をサボったときのことなど様々で、イラストも、思い出もカラフル。

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伺った思い出は、付箋に書いてマップに貼っていきます

そして今回は、とみおか子ども未来ネットワークが行う聞き書き事業「おせっぺとみおか」に参加するメンバーのみなさんにも協力してもらい、ぐるぐるユニットメンバーを含め、若者の力を全投入で取り組みました!ありがとうございました!

参加メンバーからは、

「ブースに来てくれた方が、思い出話に盛り上がってくれる姿をみて、ほっこりした」
「知らない人と話すのは苦手だけど、こうゆう場に来れて、同じ町の人と話すことができて良かった」
「双葉の話を気兼ねなくできる場が無いので、参加できて本当にうれしかった」
「なかなか同世代で町のことを話す機会がないので、はるばる来て良かった(兵庫県から!)」

などの声があり、今はなかなか機会の無い、「ふるさとを誰かと語ること」を、若者と、会場のみなさんと、することができました。

 

そして、この「おらだちの浜っぷ」作成にあたって参考に致しました「仙台沿岸イラストマップ」を作成しているせんだい3.11メモリアル交流館さん、
イラスト資料を、快く提供をしていただいた浪江町、双葉町、大熊町、富岡町の役場の方々、
本当にありがとうございます。

今後、この「おらだちの浜っぷ」はまだまだ、みなさんの町の思い出を集めるべく、お祭りなどのイベントへの参加を予定しています。
見かけた際は、是非、お話聞かせてください。

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ぐるぐるユニット代表!

ふたさぽ 芳門(よしかど)

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【ふたさぽってどんな仕事をする人たち?~中学生職場訪問~】

こんにちは。ふたさぽの安谷屋です。

いよいよ8月がやってきました。おとなにとっては7月も8月も同じ夏の1か月ですが、子どものころは「もう8月になっちゃった!」と、どこまでも続いてほしい夏休みの終わりをチラリと考えるタイミングが今ごろだったように思います。
今回はその夏休みを使って行われた、双葉中学校の職場体験について書きたいと思います。

7月21日(木)~27日(水)の土日を除く5日間、双葉中学校の2年生が双葉町役場で職場体験をしました。
そのうちの26日(火)午後、ふたさぽの職場訪問ということで、ふたぱーくにて「ふたさぽって?」というテーマで1時間ほど、KくんとNさん2人の中学生と学ぶ時間を持ちました。

安谷屋:「3日間、双葉町役場で職場体験をして、どんな仕事がありましたか?」
Nさん:「秘書広報課、総務課、産業課、他にもいろいろ」
安谷屋:「そうそう、いろいろな課、いろいろな仕事があるよね。役場の職員さんは、数年で課を異動して、いろいろな仕事をします。でも、ふたさぽには異動はなく、ずっとふたさぽとしての仕事をします。そこは役場の職員さんとは違うところです」

ふたさぽの人数や活動拠点の説明をした後、「ふたさぽの仕事」として、実際にどのようなことをしているのか話したのですが、まず聞いてみました。

安谷屋:「ふたさぽがどんな仕事をしているか、思いつくことや知っていることはある?」
Kくん:「ふくしま駅伝の双葉町チームの合宿がつい先日あったのですが、ふたさぽの芳門さんにお世話になりました」
安谷屋:「そう!ふくしま駅伝、サポートしています。他にある?」
Kくん:「サポート系??」
安谷屋「すごい!その通り。『ふたさぽ』の『さぽ』はまさにサポートの『さぽ』なのです」

良いところを突く答えが返ってきてびっくりしました。頼もしい中学生です!
続いて具体的にどのようなことをしているのか説明しました。

DSC_1117*広報チームが毎月制作している「ふたばのわ
*「ブログふたばのわ
*平成27年度主な活動:「東京ふれあい双葉会」の立上げサポート、ふくしま駅伝盛上げサポート、「ぐるぐるユニット」立上げ&活動サポート
*広報チームが作った動画を使って、コミュニティチームがイベントを企画実施した「双葉町民は今!?

Kくんは実はふくしま駅伝双葉町チームの一員として、昨年駅伝を走っています。せっかくなので聞いてみました。
安谷屋:「選手への応援メッセージを受け付ける仕組みを作って、それをまとめた動画を駅伝前日に選手のみなさんに見てもらいました。実際どうだった?」
Kくん:「感動しました」
なんともうれしい言葉をありがとうございます!

最後に、「双葉町民は今!?」で上映し、町公式ホームページやタブレットのふたばチャンネルでも配信されている動画『できることから~初發神社しめ縄再生の記録~』を一緒に見て、2人に感想を聞きました。

Kくん:「伝統を受け継ぐことは軽い気持ちではできないと思うが、受け継いでいきたいと思った」
Nさん:「方言がすごくて何言ってるかあまり分からなかったけれど、縄を撚る様子や、飛び出た藁をハサミで切ったりするところから、丁寧さが伝わってきたし、やってみたいと思った」

2人の素直な反応に涙が出そうでした。ふたさぽが動画やいろいろな仕事に込めた思いを、ちゃんと受け取ってくれていることをうれしく、そして頼もしく感じます。またこんな時間が持てたらいいなと思いながら、2人を見送りました。

ふたさぽ 安谷屋貴子

 

【若者パワー全開!~ぐるぐるユニット活動報告~】

みなさんはじめまして。
4月から双葉町復興支援員(ふたさぽ)として活動しております、山下真央(やましたまお)です。どうぞよろしくお願いいたします。

私の記念すべき第1回目の投稿は、「ぐるぐるユニット」について書きたいと思います。
「ぐるぐるユニット」は双葉町にゆかりのある若者グループで、彼らと年代が近い私にとっては、ふたさぽに入る前から気になっていた活動でした。
そんな彼らの、次なるステップに向けたイベント「想いdeごはん ふたばCooking」が、5月28日(土)に東京都内で開催され、双葉にゆかりのある20代の若者が集まりました!

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今回集まった若者メンバーはこの5人!

ぐるぐるユニットは、毎年秋に開催される双葉郡のイベントで、飲食ブースの出店を目指しています。
この日は、何の料理を出店するかを話し合い、候補に挙がった料理の試作・試食を行いました。

はじめに、それぞれが福島県の郷土料理について、ワークショップ形式で意見を出し合いました。
幼いころの思い出話に絡めて料理名を挙げる若者メンバーもおり、ワークショップは大いに盛り上がりました。

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白熱のワークショップ。候補が多すぎて何を作るかが決まらない!
次に、数ある候補から選んだ料理の試作を行いました。

今回は、ぼーぼー焼き(いわき市)、マミーすいとん(楢葉町)、梨を使ったタルトタタン(大熊町)に挑戦しました(タルトタタンは時期的に梨が販売されておらず、今回はりんごで試作)。
参加者が3つのグループに分かれて、まずはスーパーへ買い出し。それぞれが、担当する料理に使う具材を購入しました。買い出しが終わり、会場へ戻るとすぐに調理へ取り掛かります。

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いまどきの料理男子。手際のよい包丁さばきに感服

約1時間後、料理が完成!どの料理もとても美味しそうです!
東京在住の双葉町出身の方も交え、参加者全員で試食をしました。

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マミーすいとん(左)、ぼーぼー焼き(右)
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タルトタタン(誕生日おめでとうバージョン)

試食後は、各料理について意見交換をを行いました。

・美味しく作れたが時間とコストがかかる
・他のブースと料理がかぶっても、差別化を図れるようオリジナリティを出したい
・避難先で農業を再開した人の野菜を使ってもよいのでは

など、若者メンバーの意見からは、郷土料理を作ってただ出店するのではなく「せっかく出店するのだから、たくさんの人に買ってほしい!」「双葉出身の人を巻き込みたい!」という強い意志が感じられました。
今回、はじめてぐるぐるユニットのイベントに参加し、“復興”や“ふるさと”について考え、真正面から向き合う若者の姿を目の当たりにし、私にとっても学びの多い一日となりました。

次回のぐるぐるユニットの集まりは、7月を予定しています。「双葉のために何かがしたい!」と考えている若者のみなさん、是非参加してみてください。
ふたさぽ 山下

【次なるステップ!仲間がほしい!~ぐるぐるユニット活動報告】

こんにちは。ふたさぽ芳門です。

「もっと仲間を集めたい」。
そんな想いから若者の、若者による、若者のためのふるさとについて話す場「ふたばしゃべり場」が3月20日(日)東京都内で実施されました!

双葉町にゆかりのある若者グループ「ぐるぐるユニット」が、今年1月に行われた双葉町ダルマ市への出店を果たしたことは、以前ご報告させていただきました。
※過去ブログ【出た!ふたばの若者!~ぐるぐるユニット活動ダルマ市報告】

そんなぐるぐるユニットが、さらなる活動のため、仲間をぐるぐる募集中です!!
今回実施した「ふたばしゃべり場」は一緒にふるさとに関わる仲間を増やすため、ふるさとについて話す場をつくるため、ぐるぐるユニットが企画し、ふたさぽはそのサポートとして参加しました。

当日は、双葉町、大熊町、浪江町、富岡町、郡山市、伊達市出身の20代の参加者が集まりました!

【アイスブレイク】
みんな初対面同士。まずはアイスブレイクで仲良くなろう!ということでジェスチャーゲームを実施しました。

ジェスチャー① ドラえもん
ジェスチャー① ドラえもん

 

 

 

 

 

 

ジェスチャー② 東京タワー
ジェスチャー② 東京タワー

 

 

 

 

 

 

ジェスチャー③ これは何でしょう・・
ジェスチャー③ これは何でしょう・・

 

 

 

 

 

 

 

【ワークショップ①】

「ふるさとの思い出」「今ふるさとに対して思う事、感じる事」など率直な意見を出し合いました。
ここでは双葉郡出身者、双葉郡以外の福島県出身者、県外出身者など立場によっての感じ方や視点の違い、共通点を共有!!

今感じていることを共有
ふるさとは「何もないけど温かい」
ふるさとは「何もないけど温かい」

 

 

 

 

 

 

【報告】
双葉郡について、若者の活動について、参加者のみなさんに報告しました。

①双葉郡を知る!
ふくしま連携復興センター復興創生専門員の塚原さんを招いて、
相双地区の各市町村の復興の現段階を知り、その中で、大学生などの若い人たちの取り組みを紹介していただきました。

双葉郡の復興の現状について:ふくしま連携復興センター塚原さん
双葉郡の復興の現状について:ふくしま連携復興センター塚原さん

 

 

 

 

 

 

 

②双葉町、ぐるぐるユニットを知る!
ふたさぽ小林より、ふたさぽの活動、ぐるぐるユニットの紹介をしました。

ふたさぽ、ぐるぐるユニット紹介:ふたさぽ小林
ふたさぽ、ぐるぐるユニット紹介:ふたさぽ小林

 

 

 

 

 

 

 

③若者の取り組みを知る!
ふたばYOUTH 兼 ぐるぐるユニットメンバーより、
福島県のポジティブな情報を楽しい動画で配信している「ふたばYOUTH」の活動を紹介。
※リンク⇒【ふたばYOUTH】

ふたばYOUTH紹介
ふたばYOUTH紹介

 

 

 

 

 

 

 

【ワークショップ②】
ここまでの共有ワークショップや報告を聞いて、「気づき」、「発見」の共有、「できること」、「やりたいこと」のアイデア出しをしました!

ふるさとの町の枠を超えたアイデアも
ふるさとの町の枠を超えたアイデアも

 

 

 

 

 

 

 

震災以降、大熊町の自宅に帰っていない参加者から、「ふるさとが今どうなっているのか知りたい」という声も。

若者と大人、若者と行政がつながることでの相乗効果アイデア!
若者と大人、若者と行政がつながることでの相乗効果アイデア!

 

 

 

 

 

 

 

若い人ならではの、柔軟な考えが多く出ました。

みんなで話しながら慎重に進めるグループ、自分の好きなことからワイワイ進めるグループなど様々!
みんなで話しながら慎重に進めるグループ、自分の好きなことからワイワイ進めるグループなど様々!

 

 

 

 

 

 

 

 

「同級生同士ではふるさとの話しをしづらいが、今日は楽しく話すことができた」との参加者からの声もあり、率直な話ができたようでした。
そして、“ふるさとに「楽しく」関わることができる”ということも感じられる時間だったのではないかと思います!

今後もぐるぐるユニットでこのような場を計画する予定ですので、双葉郡にゆかりのある若者のみなさん、是非参加してみてください。

今回のしゃべり場の実現までに何回かぐるぐるユニットの若者メンバーと作戦会議をしました。

“復興”や“ふるさと”への考えや想いは一人一人違うはず。そんな中で、

「どうしたらこちらの想いを伝えられるか」
「どうしたら参加者の想いを引き出せるか」
「どんな順序で何を伝えて、どんな事を感じてほしいか」などなど、

ぐるぐるぐるぐる・・考えながら企画を立て、
若者と一緒に私自身も“人に何かを伝える”ことの難しさを考えさせられる機会となりました。

ありがとうございました!
ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

ふたさぽ 芳門里美(よしかどさとみ)

【ぐるぐるユニットのきっかけ】

こんにちは。ふたさぽの安谷屋です。
3月、卒業の季節ですね。
ふたさぽがサポートしている、双葉郡に所縁のある若者グループ「ぐるぐるユニット」にも、この春大学を卒業し就職するメンバーがいます。
卒業し、社会人になっても「ゆるくながく」彼らが関われる仕組みづくりを、私たちが進めていきたいなと思う大きな理由です。

そんなぐるぐるユニットですが、ふたさぽが「双葉の若者と何かしたい!」と思ったのにはきっかけがあります。
それは平成26年の双葉町成人式での成人式実行委員長の鎌田尚幸さんとの出会いでした。

成人式で話す鎌田さん
成人式で話す鎌田さん

彼がふたさぽ小林に、「町の今を知りたい」「自分たちにできることを考えたい」と話してくれたことから、「ふたばしゃべり場」などの一緒に考えて話す場を作りました。

その鎌田さんに、先日ひさしぶりに会いました。
卒業式を翌日に控えた彼に、なぜ成人式で私たちふたさぽに思いの丈を話してくれたのか、何がそうさせたのか聞きました。

「高校2年生のときに地震と原発事故が起き、家族と共に県外に移り、高校も変わった。
『双葉から来た』とはなかなか言えなかった。
そしてそれを県内に残った友人たちには知られたくなかった。
大学生になっても出身地をごまかして伝えることもあった。
だけど、20歳前後で、周囲の友人が結婚したり出産したりするようになると、『双葉町』のことを結婚相手や子どもにどう話すのかという、それまで考えないようにしていたことを考える機会が増え、双葉への想いも大きくなっていった。
そんなときに成人式があり、ふたさぽの存在を知り、話してみようと思った。」

そんな風に話す鎌田さんの顔を見ていたら、私たちの活動の原点に返る思いがしました。
私たちの活動はこうした町民のみなさんの「声」にあるんだなと。
そしてそれは、その後一緒に考えたり行動したり成長したりするきっかけになるもの。
このことを忘れずに活動していきたいと、改めて思いました。

鎌田さん、ご卒業おめでとうございます!
そしてきっかけをありがとうございました。
これからも双葉町のこと、一緒に考えていきましょうね。

ふたさぽ安谷屋貴子