【ダルマさんのアレコレ】

前回のブログでもチラリと登場していた「ダルマ」ですが、双葉町といえばダルマの町として広く知られています。合格祈願や選挙での必勝祈願、商売繁盛のご利益もあると言われているダルマ。知らぬ間に床の間や飾り棚に飾られていたり、お土産で頂いたりすることもありますよね。
そして双葉町民にとってはとても身近な存在です。
中でも年明け1月に開催される「双葉町ダルマ市」は町を象徴したお祭りですね。
このコロッとしたフォルムにキリッとした眉毛に髭、独特な雰囲気のダルマ。
身近な存在なのに、実はあまりよく知らないこの「ダルマ」を、ふたさぽ鈴木が調べてまいりました。

【気になる点① 名前の由来は?】
中国に達磨大師(だるまたいし)という仏教禅宗の開祖である高名な僧侶がいたそうです。彼には修行のためなんと9年間、壁に向かって座禅を行ったため手足が腐って無くなってしまったという伝説があり、そのため達磨大師の置物にも手足がなかったそうです。達磨大師をモチーフに作られた置物が日本に伝わり、日本古来の「起き上がり小法師」との融合を経て現在の「ダルマ」になったそうです。

【気になる点② 色や模様に意味はあるの?】
ダルマの色といえばやはり「赤」だと思います。この「赤」ですが、古来から魔除けの効果があると言い伝えられてきたそうです。病や災いから身を守る色として古くから伝わる色で、神社の鳥居やお赤飯などなど…赤を使ったものは多いですね。
またダルマの特徴的な顔立ちにも、ちゃんと理由がありました。
(眉毛→鶴、髭→亀、目の周りの枠→竹、鼻の穴→梅)を意味しているそうです。
ちなみに、双葉ダルマには2種類あります。
1つは「太平洋、町の花である桜、町の鳥キジの羽」をモチーフにした「太平洋ダルマ」。
もう1つは「金色の町章、笹の模様」をモチーフにした「町章ダルマ」です。
現在でも1つ1つ丁寧に絵付けされているこのデザインのダルマは、双葉ダルマ市でも販売され、30年ほど前から町内で作られ始めたそうです。

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(向かって左から、太平洋ダルマ・町章ダルマ)デザインはJA福島さくら女性部双葉支部ダルマ部会の皆さん

【気になる点③ 目入れってなんだろう】
目入れはダルマの目に黒目を入れることですが、片目だけ入った状態を「開眼」と呼び、両目に黒目が入った状態が「満願」と言うそうです。右から入れる地域、左から入れる地域とあるようです。
目入れをするタイミングは願いごとをする時です。願いが叶ったら残りの1つへ目入れをし満願となります。
そして無事、役目を終えたダルマはどんど祭などで焼き上げるか、神社・寺院に納めお焚き上げをしてもらい、天へお返ししお納めするそうです。

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目入れを行い「開眼」となった太平洋ダルマ

家内安全、無病息災、商売繁盛、合格祈願に必勝祈願・・・
今後皆さんもダルマの活躍を目にすることがあると思いますが、是非一度そこに描かれている意味を考えてみてはいかがでしょうか。まずは少しだけ、そのお顔を眺めてみることから始めるものいいですね。
今回はダルマについてアレコレと調べてみましたが、今後も引き続きふたさぽの活動の中で見つけた「双葉町のこれはっ…!?」なるものを皆さんへご紹介できればと思います!

ふたさぽ鈴木

 

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