【元気の秘訣は母の味!】

こんにちは。ふたさぽ埼玉チームの飯嶋です。

毎日暑い日が続きますが、みなさんいかがお過ごしですか?夏バテしやすいこの時期、双葉のみなさんに夏バテしない秘訣を聞くと…そこには「母の味」がありました。

家庭によって違う母の味ですが、今回は、これまでごちそうになった母の味、双葉の味から、ほんの一部をご紹介したいと思います。
母の味の特徴はいくつかあります。
1つ目は、旬の素材を使うこと。
母の味は、季節によって作るものが違います。季節ごとの旬の野菜を使った料理であったり、その季節を表す料理であったり、料理を通して季節を感じることができます。春にはふきのとう、こごみ、わらびなどの山菜から始まり、たけのこ、トマト、きゅうり、ピーマン、お米、さといも、大根、かぼちゃ・・・旬のものは、素材そのものもおいしいですが、双葉のお母さんの手にかかれば、おいしさが一段と増します。

 

2つ目は、レシピなんてないこと。
私がふたさぽになって1年目、「この野菜はどうやって食べるの?」という会話は日常茶飯事でした。1つ聞くと、何通りもの調理の仕方が返ってくるのが楽しくて、畑に通いながら教えていただいたこともありました。しかし大変だったのは、レシピがないため、感覚で覚えるしかないことでした。「みりんとしょうゆに砂糖をち~っといれて、塩をパラパラ~」こんな感じです。長年の生活で培い、体にしみこんだレシピの数々は、『量は感覚、味は食べて覚える!』これが基本です。


自分たちの畑で旬の野菜をつくり、多く収穫できたときには野菜も野菜をつかったおかずも、隣近所におすそ分け。

双葉のみなさんに話を聞いていると、食事を通した隣近所とのやりとりが目に浮かびます。本当に双葉町での暮らしって素敵だな~と思います。(ちなみに、自給自足生活は昔から私の憧れです(笑))
最後に・・・おまけ。
今の季節であれば、きゅうり1つとっても、食べ方は色々です。味噌をつけてそのまま、漬物にしたり炒め物にしたり、そしてビックリしたのは、お味噌汁の具としてのきゅうりでした。「きゅうりは水分が豊富で、これに味噌をつけて食べることで塩分を補う。暑い夏が旬なきゅうりは、不足しがちなこの時期の栄養を補給できて、昔の人は理にかなった生活をしていたんだよな~」なんていう豆知識も教えていただきました。

残暑も残る、この時期、きゅうりを食べて乗りきりましょう!!

ふたさぽ飯嶋

【ふたさぽ記念日~活動を始めて丸3年になりました】

こんにちは。ふたさぽ山根です。

8月12日はふたさぽの活動がスタートした記念日です。
3年前のこの日、最初のメンバー2人が活動をスタートさせました。
個人の力を最大限に発揮させながら、でも8人全員がまとまり一つのチームとなっているふた さぽ。私が言うのもなんですが、振り返ってみるとこの3年間でかなり進化してきているように思います。今回は、3つのキーワードとともにふたさぽの3年間を振り返ってみたいと思います。

★走りながら考える
活動をスタートさせたころ、こんな言葉がチーム内で飛び交っていました。
県外出身者がほとんどだったため、双葉町の現状もよく知らず、何をしたらいいのかわからなかったふたさぽ。どんなサポートが必要なのか把握するために、町民のみなさんを中心にたくさんの方々からお話を聞かせていただくことが主な活動でした。

1年目から2年目前半まではずっと「走りながら」だったように思います。
2年目後半からは、ふたさぽがどんなことを軸に活動したらよいかがチーム内に浸透し、ふたさぽ 内の役割や体制、関係団体との関係作りもでき、少しずつ、町民のみなさんの力になれたと感じる瞬間が増えてきたように思います。
さすがに3年経った今はこの言葉を使わなくなりました。

★テレビ会議
3拠点(福島県いわき市、郡山市、埼玉県加須市)8名で活動しているふたさぽ。チーム内の打合せはテレビ会議 のシステムを使って行います。

最初はだれもが戸惑うテレビ会議。会議室で行う会議と違い、相手の顔はパソコン画面を通して、お互いの声はイヤホンやスピーカー、マイクを通して相手に伝わります。どんなタイミングでどんな話し方をすればこちらの意図が伝わるか、会議がスムーズに進むか、回数を重ねるごとに、ひとりひとりが工夫し、今ではスムーズにテレビ会議ができるようになりました。
会議の進行、タイムキーパー、書記も毎回交代で役割分担することも、工夫の一つです。

他にも、ネット上のカレンダーを使ってお互いのスケジュールを共有したり、電話、メール、チャ ットなど様々なツールを駆使してこまめに連絡を取り合うようにしています。
さらに、チャットでは絵文字も使うようにしています。文字だけではなく絵文字や写真なども使っ て、お互いの感情や雰囲気も何となく伝わるよう意識して連絡を取り合う。これが拠点が離れていてもチームの一体感を生む秘訣となっているのかもしれません。

★町民の声
活動当初はふたさぽって何する人?役場の職員?というような声もよく聞かれましたが、今ではふたさぽという名前と何者なのかが、町民のみなさんにもかなり浸透していると感じます。
町民の方からふたさぽへ相談が来ることも増えましたし、休みの日も街中で声をかけられたり、仕事以外のことも気にかけてくださったり、信頼関係ができてきたと感じる事が増えました。

そして何よりも「町民のみなさんの声」がふたさぽに届くようになったと感じます。
「自分も何か行動しないといけない」
「生活が落ち着いてきたから趣味を再開したい」
「一日一日を楽しく生きていきたい」

特に最近は町民のみなさんから少しずつ前向きな声が聞かれることが増えてきました。
新たな地に引っ越しをしたり、自宅を再建したり、生活のスタイルが変わった方も多いのですが、現状を踏まえ、その上で今の生活をより良いものにするために、自分にできることを考え、行動している人が増えてきているように思います。

今後も様々な変化はあると思いますが、町民のみなさんの声を聞きながら、ふたさぽも町民のみなさんも一緒にいい変化を続けていきたいと思います。

最後に、私も双葉町民の一人として、ふたさぽの存在は頼もしく、双葉町のために活動を続けてくれている他のふたさぽメンバーには感謝の気持ちでいっぱいです。
町民、ふたさぽ両方の立場から、自分のできることをこれからも精一杯続けていこうと思います。

ふたさぽ 山根光保子

集合写真
ふたさぽお決まりのポーズで。 (後列左から)小幡、秋元、安谷屋、山下  (前列左から)鈴木、山根、芳門、飯嶋

 

 

 

 

【やっぱりすごい!~双葉町あるある~】

こんにちは!ふたさぽ小幡(おばた)です。

普段、ふたさぽの活動として、町民のみなさんと話をしたり、イベントに参加したりする中で、「これはすごい」と感じることがあります。その中で、活動当初から変わらず驚くことがありますので、書きたいと思います。

町民のみなさんとの会話の中で、どなたかの名前が出たり、動画や写真などを一緒に見た時に、映っている町民のみなさんの顔を見ると、「どこどこの○○さん」や「△△さんの息子さん、娘さん」などと、すぐにどこの誰なのかがわかるのです。それは見事なもので、例えば、双葉町民が10名集まれば、その10名で町民全ての名前が分かるのではないかと思うぐらいです。

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確かに双葉町は人口約7,000人で、面積的にもあまり大きくはありませんが、大阪で生まれ育ち、埼玉での生活が長かった私にとっては、隣の人でさえ、名前や顔すら分からないことがありましたので、信じられないことです。まもなく、活動を始めて3年になりますが、未だに驚かされますし、感心もさせられます。

それだけ町民同士のつながりが強く、町が一つの家族のようなものだったのかもしれません。

今回、1つの例を挙げましたが、今後も活動の中で、「これはすごい」と思うものがあれば、ときどき当ブログで紹介したいと思います。

ふたさぽ 小幡

 

 

【ふたさぽってどんな仕事をする人たち?~中学生職場訪問~】

こんにちは。ふたさぽの安谷屋です。

いよいよ8月がやってきました。おとなにとっては7月も8月も同じ夏の1か月ですが、子どものころは「もう8月になっちゃった!」と、どこまでも続いてほしい夏休みの終わりをチラリと考えるタイミングが今ごろだったように思います。
今回はその夏休みを使って行われた、双葉中学校の職場体験について書きたいと思います。

7月21日(木)~27日(水)の土日を除く5日間、双葉中学校の2年生が双葉町役場で職場体験をしました。
そのうちの26日(火)午後、ふたさぽの職場訪問ということで、ふたぱーくにて「ふたさぽって?」というテーマで1時間ほど、KくんとNさん2人の中学生と学ぶ時間を持ちました。

安谷屋:「3日間、双葉町役場で職場体験をして、どんな仕事がありましたか?」
Nさん:「秘書広報課、総務課、産業課、他にもいろいろ」
安谷屋:「そうそう、いろいろな課、いろいろな仕事があるよね。役場の職員さんは、数年で課を異動して、いろいろな仕事をします。でも、ふたさぽには異動はなく、ずっとふたさぽとしての仕事をします。そこは役場の職員さんとは違うところです」

ふたさぽの人数や活動拠点の説明をした後、「ふたさぽの仕事」として、実際にどのようなことをしているのか話したのですが、まず聞いてみました。

安谷屋:「ふたさぽがどんな仕事をしているか、思いつくことや知っていることはある?」
Kくん:「ふくしま駅伝の双葉町チームの合宿がつい先日あったのですが、ふたさぽの芳門さんにお世話になりました」
安谷屋:「そう!ふくしま駅伝、サポートしています。他にある?」
Kくん:「サポート系??」
安谷屋「すごい!その通り。『ふたさぽ』の『さぽ』はまさにサポートの『さぽ』なのです」

良いところを突く答えが返ってきてびっくりしました。頼もしい中学生です!
続いて具体的にどのようなことをしているのか説明しました。

DSC_1117*広報チームが毎月制作している「ふたばのわ
*「ブログふたばのわ
*平成27年度主な活動:「東京ふれあい双葉会」の立上げサポート、ふくしま駅伝盛上げサポート、「ぐるぐるユニット」立上げ&活動サポート
*広報チームが作った動画を使って、コミュニティチームがイベントを企画実施した「双葉町民は今!?

Kくんは実はふくしま駅伝双葉町チームの一員として、昨年駅伝を走っています。せっかくなので聞いてみました。
安谷屋:「選手への応援メッセージを受け付ける仕組みを作って、それをまとめた動画を駅伝前日に選手のみなさんに見てもらいました。実際どうだった?」
Kくん:「感動しました」
なんともうれしい言葉をありがとうございます!

最後に、「双葉町民は今!?」で上映し、町公式ホームページやタブレットのふたばチャンネルでも配信されている動画『できることから~初發神社しめ縄再生の記録~』を一緒に見て、2人に感想を聞きました。

Kくん:「伝統を受け継ぐことは軽い気持ちではできないと思うが、受け継いでいきたいと思った」
Nさん:「方言がすごくて何言ってるかあまり分からなかったけれど、縄を撚る様子や、飛び出た藁をハサミで切ったりするところから、丁寧さが伝わってきたし、やってみたいと思った」

2人の素直な反応に涙が出そうでした。ふたさぽが動画やいろいろな仕事に込めた思いを、ちゃんと受け取ってくれていることをうれしく、そして頼もしく感じます。またこんな時間が持てたらいいなと思いながら、2人を見送りました。

ふたさぽ 安谷屋貴子

 

【昔から伝わるものを未来へ~双葉町の伝統~】

こんにちは!ふたさぽの山下です。

いよいよ夏休みが始まり、子どもたちの賑やかな声が響くようになりましたね。
花火大会・盆踊り・海水浴など、夏は楽しいイベントが目白押しです。

さて、今回の投稿では「伝統」について触れたいと思います。
伝統という言葉には、“昔から受け継がれてきた有形、無形の風習・しきたり・傾向・様式”という意味があります。

伝統芸能である「相馬流れ山踊り練習」を取材していたとき、ふと私は思いました。『昔からあるものを現在まで伝え続けるってすごくないか!?』と。

「当たり前なことを何言ってんだ」と思われるかもしれませんが、昔は現在のようなテレビ・動画といった便利なツールは無く、何十年、何百年と書面や口伝えで伝承していったわけです。

3カ月のふたさぽ活動を通して知ることができた双葉町の伝統を、ここでいくつか紹介したいと思います。

①相馬流れ山踊り

長い歴史を持つ相馬流れ山踊りは、双葉町でも毎年7月のミニ野馬追の際に町民グラウンドで踊られてきました。また、今年の7月23~25日に開催された「相馬野馬追」でも、大熊町と合同で6年ぶりに披露されました。

 

②ふたば音頭

昭和63年5月に制定されたふたば音頭。歌詞には双葉町の「いいところ」が表現されていて、振付の一つ一つにも意味があり、各地で行われる納涼祭や盆踊りなどで踊られています。

 

③しめ縄づくり

双葉町を代表する神社の一つ、相馬妙見初發神社。昨年末に氏子総代のみなさんによって、震災前の2010年以来となるしめ縄づくりと奉納が行われました。一時帰宅された際は、見に行ってはいかかでしょうか。

これらの動画は、youtube双葉町公式チャンネルにて公開しています。

この他にも、双葉町には私がまだ知らない伝統がたくさんあると思います。

「次世代に伝えていきたい」
「伝統を途絶えさせたくない」
「若い人にも知ってほしい」

ふたさぽとして活動する中で、このような町民のみなさんの言葉が強く印象に残っています。
住んでいる場所が違っても、今はまだふるさとに帰れなくても、「伝統をつなげたい」という思いはみんな同じだと感じました。

伝統を後世に残すためには、まず「知ってもらうこと」が大切だと私は考えています。
そのためにも、広報紙やインターネットを通じて双葉町のことを発信していきたいと思いました。
そして一人でも多くの人に「双葉町の伝統ってこんなに素晴らしいんだぞ!」ということを伝えていきたいです。

ふたさぽ 山下