【蕎麦でつなぐよ全国を】

こんにちは!ふたさぽ埼玉チームの飯嶋です。
先週は東京都心で54年ぶりの11月の雪。ずいぶん寒くなりましたが、みなさんいかがお過ごしですか?

今回は、今が旬の「蕎麦」のお話です。
みなさんは、「蕎麦」の語源を知っていますか?
蕎麦は、もともとは漢字の通り「そばむぎ」と呼ばれていたそうです。「そば」は、「とがったもの」「物の角」をあらわす「稜」に由来しており、植物のそばの実が三角卵形で突起状になっており、三角形で三つの稜(そば・角)があることからきているそうです。
ある学者さん曰く、「そばの実は、形が三つに分かれていて、それぞれの形が山の稜線を思わせる。つまり谷を挟んで三つの山がそばだっているように見える。そこでそばだった麦と言う意味で、そば麦と名づけられたのだ」と記しているそうです。

さて、この蕎麦、双葉町にはどうやって広まっていったのでしょうか?
今回は、私が大ファンの『そば打ち職人』のお二人をご紹介しつつ、お二人から伺ったそば打ちの始まりをブログにしたいと思います。

私が大ファンのお二人とは、そば打ち職人(私が勝手に言っています)こと、渡辺さんと澤上さんです!!
そば打ち職人としてのお二人との出会いは、昨年11月にふたば交流広場で開催された、男の料理教室(そば打ち体験の回)でした。

お二人の職人技に、ふたさぽ埼玉チームはうっとり。
自前の道具を持っているだけでなく、そば粉や水の種類、その日に合わせた水分量やこね方、切り方、ゆで方など、全てにこだわりがあり、目の前で出来上がっていくそばとお二人の姿に見とれていたのを今でも覚えています。

そして今年に入り、新そばが出回る頃、またお二人にお会いすることができました。

やっぱりかっこよかった~!笑

そもそも、そば打ちを始めたきっかけを伺うと、毎年11月頃、双葉町で行われていた「新山秋市」だったのだそうです。元は暮市(くれいち)と呼ばれ12月頃に行われていたものが、だんだんと寂しくなってきて、秋に開催されるようになり、
「20年くらい前かな、そばやってみっかって」
「新聞で探して・・・会津の山都そば。始めは手伝ってもらって、最初の年は500食、次は800食。そのうちに、自分らでやんなきゃなんなくて300食から始めて・・・」
「あの頃は楽しかったな~。これからってときにこう(震災に)なって・・・」

お二人から話を聞くと、「あの頃」の情景が目に浮かんできます。町を盛り上げよう、新山秋市の名物にしよう、自分らの代でなにかやんなきゃダメだ。色んな想いがあって始めたそば打ち。震災がなければ、今も新山秋市でそばを出していたのでしょうか。

震災で、人生が変わってしまったお話は、みなさんからよくお聞きします。職人お二人も、震災後初めから前向きに過ごせたわけではないことを話してくれました。やる気がでなかったり、病気になったり・・・誰だって辛い経験をお持ちです。

けれど、お二人は、震災があってつながったご縁も大切にしています。
そば打ち教えて!作って!とお声が掛かれば、あっちへこっちへ。「呼ばれるのはありがたいこと」と日本全国を駆け回るお二人。気づけば車で地球3周もの距離を走っていたのだそうです!

そんなお二人と話しをすると、なんだかこっちまで元気をもらい、そしてこんなにステキな人がいる双葉町が魅力的で、益々惚れていくのでした。

私自身、震災がなければ、双葉の皆さんとは出会うことはなかったのかもしれません。これからも、つながったご縁を大切に、お二人に負けないくらい、あっちこっちへ飛び回りたいと思います。

善行さん、澤上さん、ありがとうございました~!!

(ふたさぽ 飯嶋)

【ふたばのわも3周年!】

こんにちは。ふたさぽ山根です。
今年の8月に、ふたさぽの活動がスタートして丸3年となったことをこのブログの中で紹介しましたが、もう一つ、ふたさぽの活動の中で丸3年を迎えたものがあります。それはコミュニティ紙「つなげようつながろう ふたばのわ」の発行です。
ふたさぽ広報担当の主な業務が、毎月15日に発行しているこのコミュニティ紙の企画・編集です。現在は12月15日発行の第38号を作成中。気付けば創刊から丸3年を過ぎていました…。

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創刊号と第37号。創刊号はA3サイズ1枚でした

各地で生活している町民の様子を見えるようにしたい、そんな想いから平成25年11月15日に創刊されたコミュニティ紙。
「ふたばのわ」の「わ」には、「和」「輪」の両方の意味が込められています。
「ふたばのわ」を手にした町民のみなさんに、日常生活の中で双葉町に触れる時間を少しでも増やし、離れて生活している中でも、双葉町の結びつきを感じてもらいたい。そしてさらにそのつながりを深めたり広げたりしてほしい、と発行を続けています。

3年経った今では、町民のみなさんからふたばのわに関する問い合わせが来たり、感想や要望が直接ふたさぽへ届くことも増えました。また、その声を記事に反映させることで、ふたばのわが町民のみなさんにとってより身近に、読みやすく成長しているように感じています。

「ふたばのわ制作業務の中でやりがいを感じたことは何ですか」
関係者や町民のみなさんにそう聞かれた時、私がいつも答えるエピソードがあります。

ふたばのわ第5号の双葉町立学校に関する記事作成中のことでした。
記事の中に町立学校の歴史について掲載するため、双葉町役場職員の方に記事や写真の確認をお願いすると、いつもは仕事に追われて忙しいみなさんが、昔の校舎の写真を手に楽しそうに思い出話を始めたのです。私はその光景を見たとき、自分が広報業務を通してやりたいことはこれなんだと気付きました。また、それが私がふたさぽの活動の中で初めてやりがいを感じた瞬間でもありました。

今月発行されたふたばのわ第37号では、現在の双葉町立学校の様子を紹介しています。みなさんぜひ「ふたばのわ」を読みながら、ご家族と友達と、思い出話に花を咲かせてください。そしてまた、感想などお聞かせください!
(ふたさぽ 山根光保子)

【広報担当へ異動しました!】

こんにちは!ふたさぽ小幡(おばた)です。

以前投稿したブログでも、今年4月から広報業務のサポートをすることについて書きましたが、10月から正式にコミュニティ担当から広報担当へ異動することになりました。
よろしくお願いします。 

約半年間、サポートをしていましたので、どんなことをしているのかなど、多少は理解していますが、ただ知っているのと、自分がやるのでは大違いです。

広報担当の主な業務はコミュニティ紙「ふたばのわ」の企画・編集です。半年間で何度か取材に行き、その記事を作成したり、お知らせ記事などを書いたりしました。しかし、企画や編集作業に関してはほとんど関わってきていませんでした。

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確かに記事の作成は決して簡単ではありませんが、異動後に分かったことは、企画を考えること、またその企画を記事にするまでの準備・段取りがより重要であるという点です。この点については、今も若い先輩広報担当者2人がその作業をしており、彼らの企画や段取りに従って、取材や記事作成をしているところです。

年明けには、サポート担当者が加わるものの、広報担当が現在の3人から2人に減ることとなり、これまで私自身がしてこなかった企画・準備・段取りや町役場との調整もすることとなります。それに加えて、カメラの基本操作や紙面のレイアウトデザインなど、技術的なスキルも身につけなければと思っています。

やるべきことはたくさんありますが、まずは現在担当している業務を一つひとつこなし、レベルアップを図った上で、年明けに向けて、新たな役割を身につけていきたいと思います。 

今後もみなさんに楽しんでいただけるよう、紙面の充実に努めますので、取材に伺った際はご協力をお願いします。

(ふたさぽ 小幡)

【みんな大好き山野草!】

みなさんこんにちは。
ふたさぽの安谷屋です。
いつも「ふたさぽブログ」をお読みくださりありがとうございます!
そのふたさぽブログで9月27日にご案内の通り、今年も福島県郡山市といわき市の2会場で町民作品展覧会が実施されました。

今日はそのいわき会場で展示された山野草について書きたいと思います。

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人気の山野草コーナー

30点ほどが並ぶ山野草のコーナーは、来場者のほとんどが足を止め、見事さにほれぼれしたり、懐かしさで他の来場者に声をかけたりしていきます。その様子から、双葉町民はもちろんですが、それ以外の来場者のみなさんも、植物に関心が高く、名前や育て方をある程度ご存知なのがわかります。出品者のKさんも交えて、育て方やもともとどの地域の山野草なのかなど、話が盛り上がっているシーンを何度も見ました。展示された草木とそれについてのやりとりを少しだけご紹介します。

安谷屋「Kさん、これは何て言うんですか?」 Kさん「マユハケだ」
安谷屋「Kさん、これは何て言うんですか?」 Kさん「マユハケだ」
来場者「この部分はどうやって作ってるんですか?」Kさん「普段は土に被ってる根っこだ」 来場者「じゃ、土を取り除いて見せてるんだ~へぇ~」
来場者「この部分はどうやって作ってるんですか?」 Kさん「普段は土に被ってる根っこだ」 来場者「じゃ、土を取り除いて見せてるんだ~へぇ~」

可愛がって育てた山野草について、ああでもないこうでもないと言いながら紹介するKさんはとてもたのしそうで生き生きして見えました。そして改めて、双葉のみなさんの生活が畑の作物や草花にいかに彩られていたのかに想いを馳せました。

草花の名前に明るくなく、枯れずに植物の世話をするのが苦手な私ですが、身近にグリーンを置いてみたくなりました。
冬に向かう今の季節、どんな植物が適しているのか、早速調べてみようと思います。

ふたさぽ安谷屋

【ふるさとを心の中に~双葉町立学校~】

こんにちは!ふたさぽ山下です。
11月に入り、寒さが日に日に厳しくなってきたように感じます。体調を崩さないよう気をつけていきたいですね。

今回は、いわき市の「双葉町立小・中学校(以下、町立学校)」をテーマにブログを書きたいと思います。先月は町立学校への取材が多く、授業風景や給食、昼休み、自然体験学習など普段の学校生活以外に課外活動の様子も取材させていただきました。

町立学校は小学校の児童数が20人、中学校の生徒数が12人と人数は多くありません。しかし、いざ校舎の中に入り、授業の様子などを見させてもらうと笑顔いっぱいの児童・生徒や先生の姿がありました。
また、児童・生徒と先生が一緒に机を並べて給食を食べたり、昼休みに一緒にドッジボールやバドミントンで遊んだりする光景は、子どもの頃そのような経験が少なかった私には、とても新鮮に見えました。

そして、特に印象に残ったのが双葉町に関する授業です。
ダルマ提灯の絵付け授業のとき、絵のテーマが「自分の中にある双葉町」というものでした。そのテーマに沿って「なんだろう?」と隣同士で話しながら、考えながら、提灯にふたばダルマやマリンハウス、清戸廹横穴を描く児童・生徒のみなさん。(先生方も描いていました)
このような授業を児童・生徒、先生が一緒になって考えることで、ふるさとから離れて暮らしていても、心のどこかに『双葉町出身』という気持ちを抱き続けることができるのかなと感じました。

私が小学生や中学生だった頃、ふるさとの大切さをそこまで意識したり、考えたりしないまま過ごしてきました。それは当時、「ふるさとから離れて暮らす」という状況が自分の頭の中になかったからだと思います。
だからなのか、授業の中で「ふるさと」について考える機会がある児童・生徒のみなさんを羨ましく感じたのと同時に、双葉町の伝統や文化を触れる機会を作る工夫をしている先生方に対し、尊敬の念を抱きました。

取材を通じてたくさんの笑顔を見せてくれた児童・生徒のみなさんには、「ふるさと」を心の中に置いて、自分らしく伸び伸びと育っていってほしいと思います。

ふたさぽ 山下真央